◆テーマ 農家が作る、イチゴとトマトのオリジナルレトルトカレー ◆ご出演 山口宇部経済新聞 副編集長 札本咲子さん 農家さんが作られている、オリジナルのカレーが話題を呼んでいます! 山陽小野田市埴生の農場「ごろうのはたけ」が、自社で生産したトマトやイチゴを加工したレトルトカレーの販売を始めました。 今回商品化したのは4種類で、イチゴを使った「紅ほっぺカレー」(700円)と「ミニトマトカレー」(600円)、ミニトマトカレーはトマトの品種「ラブリーさくら」「花鳥風月」「トマトベリー」の3種類を用意し、カレールーの中にトマトを35%入れています。紅ほっぺカレーは、ルーの中にイチゴの果肉は入っておらず、イチゴソースをかけて食べるよう添えられています。 地元産を使うことにこだわり、カレーに使う玉ネギとニンジンも自社産で、セロリは地元農家のものを使うほか、野菜は全て山陽小野田市産を使われています。 現在は「花の海」(山陽小野田市埴生)と「こもれびの郷」(宇部市西万倉)で取り扱っています。 「ごろうのはたけ」を切り盛りされている今榮綾香(いまえ・あやか)さんは、イチゴとトマトをメインに生産されていて、2018年に新規就農で農業を始められました。防府市にあります「防府農業大学校」で農業を学んでいる時から6次産業(生産、加工、販売と1次、2次、3次産業のすべてに取り組む産業のこと)に興味があったということです。 今回のイチゴとトマトのレトルトカレーの開発のきっかけは、「割れて市場に出せなくなったトマトを捨てることなく利用したいと思ったのがきっかけ。イチゴを使ってデザート以外の加工品を作ってみたかった。誰もが好きなカレーがいいなと思った」と話してくださいました。 特に、「紅ほっぺカレーは見た目のインパクトにこだわった。ミニトマトカレーはトマトをふんだんに使ったおかげで、それぞれのトマトの良さがそのまま出ている。レトルトっぽくない味でおいしいと好評いただいている」ということで、話題になるのも納得です。お土産としてもぴったりですよね。 今後について、今榮さんは、「加工場を併設した直売所や、地元農家さんの新鮮な野菜を使う飲食店をやってみたい。埴生にはスーパーがないので地元の人が気軽に野菜を買える場所も作りたい。この地で農業を始めて4年がたち、やりたいこともどんどん増え、応援してくださる人も増えてきた。これからも『おもしろいことやってるね』と言ってもらえるような活動をしていきたい」と笑顔を見せてくださいました! 山口宇部経済新聞で掲載した記事はこちら https://yamaguchi.keizai.biz/headline/3913/ ☆お問い合わせ先(TEL等): 「ごろうのはたけ」090-8993-4541 「ごろうのはたけ」と聞いて、ごろうさんというお髭をたくさん蓄えた男性を想像したそこのあなた、この名前はペットの看板犬から名付けているそうですよ。パッケージも可愛らしいのでぜひ手に取ってみてくださいね。インスタ映えしますよ。 |