百分の1ルクスの星空

2025年6月2日

民家の庭に現れた、宇宙船のような物体・・・さあ、何でしょうか?

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答えは、

天文ドームです!!!

ドームは、昨年末に完成しました。
天体望遠鏡を保護する役割も担っています。

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ドームの屋根は開閉式
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ドームの中は、何だか「秘密基地」みたい!?(こちらは、前回伺った時の写真)


 


ここは、「鹿野渋川天文台」。

周南市鹿野の、旧鹿野総合支所から車で約10分のところにあります。

この週末、1か月ぶりに訪ねてみると、
可愛い看板も出来ていました。(^▽^)/

鹿野渋川天文台の台長は、
「星のソムリエ®」、鴨瀬克己さんです。

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鴨瀬克己さん

下松市出身の鴨瀬さん。
東京での生活を経て、下松にUターン。
約1年前に、鹿野に移住されました。
移住の理由は、「鹿野の星空」。
特に、ぐるりと山に囲まれたこの場所は、
他からの明かりを遮るため
例えば「天の川」も、「濃さが違う」そうです。

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周囲の山々が人工の明かりを遮ってくれています
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カメラの位置を固定するためのブロック
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案内板も出来ていました

「星のソムリエ®」とは「星空案内人」の愛称で、
2007年に山形大学が商標登録。
2009年から「星空案内人」の資格制度の運用が始まりました。
「正星空案内人」と「準星空案内人」の2種類があります。

鴨瀬さんは、
Uターンの後、一昨年「準星空案内人」を、
そして昨年「正星空案内人」の資格を取得されたそうです。

星の世界が大好きな私は、
実は、「星のソムリエ®」には、10年以上前からずっと興味を持っていて、
でも、受講出来るところが近くになかったり、平日開催のため行かれなかったりで、現在に至ります。
なので、憧れの資格の一つなのです!!

昨年、はじめて鴨瀬さんにお会いした時は、
「こんなに近くに、その資格を持った人がいる!!」と
嬉しい驚きでした。

以来、星のあれこれについて質問攻めにしています。(笑)

子どもたちにも、
天体観測をはじめ、自然や科学のあれこれに興味を持つ機会を、と話す鴨瀬さん。

地域に根ざした活動の輪が広がっています。

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毎月発行されている「ほしぞら通信」。
その月に観測出来る星などについて、わかりやすく紹介されています。

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☆渋川天文台の見学について
金曜・土曜は見学可能。事前にメールでお問い合わせ下さい。

☆「ほしぞら通信」について
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渋川天文台 お問い合わせはe-mail kanosibukawatmd@gmail.com まで。

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毎月1回、原則として第1金曜の夜に、「コアプラザかの」の駐車場で開催されています。
問い合わせは、「コアプラザかの」まで。
(次回は6月6日金曜です。)

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