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熊本市電の乗務員 来春から交通局の正規職員に 熊本市長が発表(熊本県)



相次ぐ運行トラブルから抜本的な改革が求められている熊本市電。来年春から乗務員を正規職員にする方針です。


■熊本市・大西一史市長
「市電再生への第一歩として令和8年4月から上下分離移行までの間乗務員を交通局の正規職員として雇用することといたしました」



これは、15日の記者会見で大西市長が発表しました。現在、熊本市交通局で非正規職員として雇用する運転士などの乗務員約100人を、来年4月に正規職員とする方針です。ことし6月から市が進める市電再生プロジェクトの中で「職員の処遇改善を行うことで技術継承もできるようになり安全運行にもつながる」と判断されたことなどが理由としています。

正規化には初年度に概算で3000万円ほど人件費がかかるということで、対象となる職員の職種や人数、財源などについては今後、議会と検討して決定します。また市の条例で交通局の正規職員の人数が規定されていることから、9月の定例議会に条例の改正案を提出するということです。


(07/15 18:53 熊本県民テレビ)

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