■｢瞬間的に性欲沸き上がった｣女性の背後から口ふさぎ…元警部補に拘禁刑2年求刑(熊本県)
女性に背後から近づいて口をふさぎ､体を触った罪に問われた県警の元警部補の男に拘禁刑2年の求刑です｡
起訴状などによりますと､玉名市岱明町の元水俣警察署刑事･生活安全課の警部補､東和彦被告(48)は､ことし6月八代市の路上を1人で歩いていた20代の女性に背後から近づいて口をふさぎ､数回にわたって尻を触った不同意わいせつの罪に問われています｡
24日の初公判で東被告は起訴内容を認めました｡検察の冒頭陳述などによりますと､東被告は熊本市で家族と食事した後､水俣市の単身赴任先に車で帰宅する途中で女性を見かけ､1時間以上車や徒歩で後をつけたということです｡
被告人質問で東被告は｢女性がﾍﾞﾝﾁに座って落ち込んでいる感じがした｡この先どうするんだろうと思って気になった｡強い眠気があり頭がぼｰっとしていた｡理性を失い瞬間的に性欲が沸き上がったのだと思う｣と述べました｡
起訴内容を認め｢大変申し訳ない｣と謝罪しました｡審理を終え､検察側が拘禁刑2年を求刑｡一方弁護側は｢計画性はなく衝動的な犯行で､再犯に及ばないことを誓っている｣などとして執行猶予付きの判決を求めました｡
判決は11月26日に言い渡される予定です｡
(10/24 19:54 熊本県民ﾃﾚﾋﾞ)
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