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熊本豪雨で流された写真や位牌など所有者がわからない品々展示(人吉市)(熊本県)



5年前の熊本豪雨で流された写真や位牌など、所有者がわからない品々の展示が行われています。

球磨川などが氾濫した2020年の熊本豪雨では、7400棟を超える住宅で浸水や倒壊の被害がありました。
いま、人吉市役所で展示されているのは、熊本豪雨で流された持ち主不明の品々です。返還期間が5年を超え、品々の劣化が進み保管が難しくなったことから今年いっぱいで返還事業を終えることになり、最後の展示会が行われています。

仏像や位牌をはじめ、成人式のものとみられる写真、そして三味線など他の人の敷地に流れ着いたものや流木の撤去作業現場などから見つかったものなど54点ありこれまでに写真やアルバムなど16点が持ち主のもとに戻ったということです。

★人吉市総務部 行財政改革課 米原真由美主事兼係長
「個人が特定できないような形で加工させていただいておりますので、実物を見ていただくには展示会の方にぜひ足を運んでいただければと思います」

展示は10月20日月曜までで、年内ならば人吉市役所を訪ねると実物を確認できますが、年明けにはお焚き上げの供養をするということです。

(10/16 18:33 熊本県民テレビ)

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