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ストーブ周りの物に引火で死者も…暖房器具による火災に注意(熊本県)



冬の時期に注意したいのが暖房器具による火事で、特にストーブによる火事が多くなっています。
熊本市消防局の管内で発生した電気ストーブや石油ストーブによる火事は2024年が5件、2025年は4件で、このうち2025年に起きた1件は、石油ストーブの前に燃えやすいものを置いていて、そこから火が出て住宅が全焼し、住民1人が亡くなりました。ストーブの使い方には注意が必要です。

製品評価技術基盤機構NITEによる火事の再現動画では、電気ストーブの上に干された洗濯物のタオルがストーブに接触するとあっという間に煙や火が出ます。洗濯物の乾燥や物の温めなどには絶対に使わないようにしましょう。



また、
▽衣服や物との距離を離す
▽寝るときはストーブを消す
犬や猫などのペットがいる家庭はタオルなどの可燃物をストーブの近くに運んでくる可能性もありますので
▽ストーブから目を離す際はプラグを抜いて触れない場所に保管しておくことも大切です。



このほか、
▽エアコンのフィルターやストーブ、ヒーターなどにホコリがついていないか
▽電源コードに亀裂が入っていないか
確認してから使うようにしましょう。特に本体とのつなぎ目、差し込みプラグとのつなぎ目に多いそうです。

これからの時期に欠かせない暖房器具は、少しの不注意や間違った使い方が火事につながります。今一度、ご家族で確認されてみてください。

(12/03 19:34 熊本県民テレビ)

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