■熊本市「お米券」ではなく「プレミアム商品券」で支援へ 市長が発表(熊本県)
政府が進める経済政策を受け、各自治体でお米券などの支援策が検討されています。熊本市は5日、「お米券」ではなく「プレミアム付き商品券」で支援する方針を示しました。
■熊本市・大西一史市長
「商店街等、団体や企業等が実施する物価高騰対策プレミアム付き商品券事業に対する支援」
5日に開かれた市議会運営委員会で大西市長が説明した追加予算案。熊本市は、食料品をはじめとする物価高騰への対応策として、市内の商店街や企業が実施するプレミアム付き商品券の発行を支援します。
プレミアム付き商品券とは、例えば購入金額1万円で1万4000円の買い物ができるような商品券です。この場合、熊本市が支援するのは4000円のプレミアムの部分で、最大40%を補助します。市はこの事業の予算案として過去最大規模となる総額15億円を今、開会中の市議会に追加提出します。
物価高対策などの経済政策をめぐっては、国が自治体への交付金を増やして支援します。県内では高森町が国の支援に先行して、12月から町独自の財源で「お米券」を配布しています。
■熊本市・大西一史市長
「お米だけでなくいろいろな物に活用できるということでここを手厚くしようということで提案した」
「お米券」ではなくプレミアム付き商品券での支援にまちの人は。
■街の人
「(お米はもらっているので)お米は買わないからお米券をもらってもどうしようかと思っていた。プレミアム付き商品券だとうれしいかも。いろんな物に使えるから」
「商店街にとってはプラスかもしれないけど消費者にとってはどうか一番いいのは現金」
熊本市は、今年度中にプレミアム付き商品券発行を目指すとしています。
(12/05 18:51 熊本県民テレビ)
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