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大学生の娘を殺害され…「憎む以上に自分を責める」父親が語った被害者家族の心情(熊本県)



2003年、当時大学生の娘を殺害された男性が警察署で講演しました。警察官を前に男性が語ったこととは。


■米村州弘さん
「仕方なく遺族になった、遺族になった方たちがいらっしゃいます。どうか救ってあげてください。犯人を絶対に捕まえてください。犯人を捕まえることができるのは皆さんたちだけだから」


八代警察署で開かれた講演会で警察官にこう語ったのは米村州弘さんです。米村さんは2003年、当時20歳だった次女の智紗都さんをパソコンのメールを通じて知り合った男に殺害されました。「犯人を憎む以上に自分を責める」「家族全員がそれぞれの理由で自分自身を責める」と被害者家族の心情を話した米村さん。被害者家族の精神的なサポートの重要性も訴えました。


■八代警察署地域課 署員
「自分のこととして置き換えて考えたときに、どんなにつらい思いだっただろうと思いますので、警察官としてできること、被害者の方のためにできることを考えて職務にまい進しようと本当に強く思いました」


(07/11 19:55 熊本県民テレビ)

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