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陸自駐屯地に残された戦時中の航空機組立工場の建物の現地保存を要望(熊本県)



陸上自衛隊健軍駐屯地に残された戦時中の航空機組立工場の建物に取り壊しの予定があることについて市民グループが現地保存を求める要望書を西部方面総監などに送りました。

要望書を送ったのはくまもと戦争遺跡・文化遺産ネットワークと全国約40団体などが加盟する戦争遺跡保存全国ネットワークです。




現在は倉庫として使われている健軍駐屯地の「旧三菱重工業熊本航空機製作所第一組立工場」。

2つの団体では、戦時中の航空機工場の建物が残されている例はほとんど無く、学術的価値の高い遺跡だとして現地での保存を求めています。


要望書は県教育委員会と熊本市にも送られていて、文化財としての保存に向けた調整や協力を求めています。

■戦争遺跡保存全国ネットワーク出原恵三代表(69)
「大きな空間そのものが本当に臨場感があるというか存在そのものに大きな価値があると思ってます」


(12/06 17:56 熊本県民テレビ)

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