■トラブル相次いだ熊本市電 外部の専門家会議初会合(熊本県)
トラブルが相次いだ熊本市電をめぐる外部の専門家会議の初会合が開かれ、課題解決の方針を議論しました。
熊本市電をめぐっては運行トラブルが相次いだことから市交通局がことし6月、組織全体の課題を洗い出す対策チーム「タスク・フォース」を設置しました。
今回の専門家会議はタスクフォースで出た課題を有識者の立場で議論し対策の方向性を決めるものです。
初会合の22日は市電トラブルの検証委員会で会長を務めた熊本大学の吉田道雄名誉教授など鉄道や交通の有識者9人が集まりました。
会議では交通局がこれまでの経緯や課題、タスクフォースが考えた解決策を委員に説明しました。
委員からは「制度の改革だけでなく組織風土も改革しなければ対策が形骸化するおそれがある」という指摘がありました。
専門家会議は年度内を目標に議論の内容をまとめる予定です。
(10/22 19:41 熊本県民テレビ)
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