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熊本空港に新たな物流拠点完成 貨物上屋開所で半導体関連企業などの利用見込む(熊本県)



国際貨物の取り扱いを増やそうと、熊本空港に新たな物流拠点が完成し、記念の式典が行われました。2日は熊本空港の駐機場の隣に完成した輸出や輸入に伴う国際貨物の一時保管などを行う拠点「貨物上屋」の開所式が行われました。


「貨物上屋」は、県の補助金などを活用し、「熊本国際空港」が約2億7900万円をかけて完成させました。デンマークを拠点とする世界最大規模の物流会社、「DSV」の日本法人が運営します。


広さは1500平方メートルで、輸出入の申告を行う通関手続きができ、熊本空港が拠点となることで、これまで福岡空港など長距離での輸送を行っていた県内の半導体関連企業などの利用が見込まれるということです。


■ディエスヴィ・エアーシー 鈴木孝代表取締役社長
「今後は半導体装置を含めて大きい貨物が出ますので貨物便も含めて熊本県の発展につながればと」


■熊本国際空港 山川秀明代表取締役社長
「半導体関係もありますが、熊本の農産物や畜産物をアジアにも送り出すことができるということで、これで熊本空港の機能が完成したと考えています」

「貨物上屋」の本格的な利用は、5月20日頃から始まる予定です。


(05/02 19:23 熊本県民テレビ)

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