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■【訃報】ﾊﾝｾﾝ病国賠訴訟全国原告団協議会長の志村康さん(92)死去(熊本県)

国立ﾊﾝｾﾝ病療養所･菊池恵楓園の入所者自治会長の志村康さん(92)が1日､亡くなりました｡

菊池恵楓園入所者自治会などによりますと､志村康さんは去年春に体調を崩し､入院して療養を続けていましたが､1日午後､園内の病院で亡くなりました｡

志村さんは､ﾊﾝｾﾝ病の強制隔離政策に基づく差別や偏見に対して国の責任を求める裁判に原告団の副団長として参加し､2001年に熊本地裁で歴史的な勝訴を勝ち取りました｡

その後も､全国原告団協議会の会長を務めるとともに､ﾊﾝｾﾝ病差別撤廃への理解を求めるため､先頭に立って活動を続けてきました｡

通夜や告別式の予定は非公表で､関係者のみで執り行われるということです｡

(05/02 12:33 熊本県民ﾃﾚﾋﾞ)

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