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なんだか疲れていませんか?それ、秋バテかも!?(熊本県)



最近の急激な気温の変化で体調を崩すという声も聞かれます。背景にはことしの夏の暑さもあるようです。

阿蘇山上の火口監視所では、22日朝、温度計は8.5度を観測し、今シーズン初めてストーブが使われました。

洲ア勇貴記者リポート「熊本市中央区に来ていますが、上着を着ていても少し肌寒く感じます。また道行く人達の多くが上着を羽織っている様子も確認できます。」

22日は熊本県内12の観測地点で今シーズン一番の冷え込みに。

熊本市でも、20日まで20度を超えていた最低気温が、22日朝は16.7度と今シーズン最も低くなりました。

街行く人からは、「子どもが咳込んでたり鼻水ひどかったり体調崩し気味で」、「朝、喉が、なんかイガイガした感じがしたりする」との声が聞かれました。

なんだか、体調が悪いという声…。

医師によりますと急な冷え込みや寒暖差、気圧の変化などで体調を崩す人が増えているといいます。

済生会熊本病院予防医療センターの満崎克彦センター長は「やはり体の調節機能が乱れるということで、疲労とかですね倦怠感、体のだるさ。また人によっては不眠とか。うつ状態というかですね、そういった不調を訴えられる方もいらっしゃいます。」と話します。

さらに、体調不良の原因は今年の夏にもあるようです。

満崎克彦センター長は、「今年は特に猛暑日が続きましたので、夏にやはり冷房を使ってですね、その生活に慣れているとか。(暑い夏は)冷たいものを食べますので、そこで胃腸の調子が悪くなってきて、それをずっと秋まで引きずってしまう。」と続けます。

急な気温の変化で起きる、体調の乱れ。満崎医師は十分な睡眠をとるなど規則正しい生活を送るよう呼びかけています。

(10/22 19:32 熊本県民テレビ)

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