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巫女の衣装合わせに高校生ら46人 しめ縄に破魔矢…各地の神社で正月準備着々と(熊本県)



ことしもあと3週間あまり。各地の神社では正月を迎える準備が進められています。


8日、阿蘇神社にトラックで運ばれたのは、拝殿に新しく飾られる大注連縄です。11月中旬から地元の伝承会が作りはじめ、全長7メートル、重さ150キロ、もっとも太い所の胴回りは1.7メートルあります。神事の後、拝殿や楼門などに飾られました。


一方、「虚空蔵さん」の愛称で親しまれる荒尾市の四山神社でピークを迎えているのは、破魔矢づくり。魔除けの鈴が付いたお札や来年の干支、午が描かれた絵馬を矢に結び付ける作業が行われています。

■四山神社 宮司・黒田明司さん
「来る年がみなさんにとって良い年でありますように。願いが結ばれますようにと短冊と絵馬を結んでいます」

四山神社では約1500本の破魔矢が作られ、お正月限定の御朱印も用意されるという事です。

そして、熊本市の加藤神社で行われたのは臨時で巫女を務める人たちの衣装合わせです。ことしは高校生と大学生あわせて61人が採用されました。この日は、46人が白衣や緋袴の着付け方を教わりながら、衣装のサイズなどを確認していました。

■参加者
「家でだらだらするくらいなら人のために働いてご奉仕できたらと思い(巫女を)希望しました」
「笑顔で明るくあいさつできればいいと思っています」

加藤神社では、正月三が日で40万人の参拝客を見込んでいます。


(12/09 19:44 熊本県民テレビ)

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