■「応援ありがとう」大相撲の冬巡業・南阿蘇場所 義ノ富士から地元へメッセージ(熊本県)
熊本の相撲ファンが酔いしれました。大相撲の冬巡業・「南阿蘇場所」です。
目の前で見られるのは貴重ですね。
迫力あり、笑いあり。そして、熊本の"あの力士"にはひと際大きな声援です。
■KKT緒方太郎キャスター
「南阿蘇村でおよそ10年ぶりの巡業です。体育館いっぱいに多くの人が集まっています。中央には立派な土俵が構えられています」
約2100人が詰めかけた大相撲の冬巡業・南阿蘇場所。
横綱・豊昇龍の土俵入りに、九州場所で優勝した安青錦など、人気の力士が集結しました。
目の前の力士と交流できるのが巡業の醍醐味。サインをもらった6歳の子どもは…
■熊本市から
「かわいい!」
Q.どんなところがかわいい?
「全部!」
そうした中、特にファンから注目されたのが、 宇土市出身の24歳・義ノ富士。
■義ノ富士関
「ちっちゃいですよ、手」
この手で掴んだスピード出世。
2024年5月の初土俵から勝ち越しを続け、11月の九州場所でも9勝6敗と勝ち越し技能賞を受賞。
その義ノ富士。8日は地元の相撲クラブの子どもたちと触れ合う場面も。
相手の中学3年生・鳥居くんは、土俵を清める塩をまく前に、ほかの力士から耳打ちされています。
塩がかかったのは、宇土市出身の正代。こうしたユニークさも巡業ならでは。
そして鳥居くん、見事な体さばきで義ノ富士を倒しました。
実際の取り組みでは、迫力ある相撲をみせた義ノ富士。ふるさとの声援が大きな力となったようです。
■義ノ富士関
「デビューからずっと勝ち越して常に最高位の場所で挑めているので、より一層気合いを入れて臨みたいと思っています。熊本のみなさんいつも応援ありがとうございます。もっと応援されるように頑張ります。よろしくお願いします!」
(12/08 19:41 熊本県民テレビ)
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