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大津高校サッカー部いじめ裁判 被告人の上級生2人「全裸や土下座の強要していない」(熊本県)



熊本県の大津高校サッカー部で3年前に起きたいじめをめぐる裁判です。後輩部員に全裸で土下座を強要した罪に問われている上級生2人の被告人質問が行われ、2人は改めて無罪を主張しました。

起訴状などによりますと2022年1月、大津高校サッカー部の当時2年の男子部員2人が、大会の応援のために宿泊していた施設で当時1年だった後輩の男子部員に全裸で土下座をさせた強要の罪に問われています。
初公判で2人は起訴内容を否認し、無罪を訴え争っています。

22日は被告人質問が行われ、2人は「パンツの脱がせ合いをして全裸になり後輩自ら正座をした」などと話し、改めて全裸や土下座の強要はしていないと主張しました。
被告人質問を受けて後輩の元男子部員は、「ウソをつくと想定していたがいつまで逃げるのかなと思う。判決で事実を認定してほしい」と話しました。
次の裁判では、検察側の証人尋問が行われる予定です。

(10/23 12:00 熊本県民テレビ)

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