■無料→有料化も?肥後大津〜熊本空港ライナー 今後のあり方は(熊本県)
JR肥後大津駅と熊本空港を結ぶ無料バスの空港ライナー。熊本県は11日の県議会の委員会で有料化を検討していることを明らかにしました。
空港ライナーはJR肥後大津駅と熊本空港を結ぶ無料バスです。2017年度から本格運行を始め、1日54便運行しています。県によりますと、昨年度の利用者数は1日あたり419人、年間約15万3000人で過去最多となりました。今年度はこれを上回る見込みだということです。
運行にかかる経費年間約5200万円は、県や空港、JR九州などでつくる協議会が負担しています。この空港ライナーについて、11日の県議会特別委員会で委員から計画されている空港アクセス鉄道とルートが重なることから、そのあり方について質問がありました。
■交通政策課・牧野記大課長
「より輸送力を上げていかなければならない状況、委託事業者もかなりコストが厳しくなっていると聞いている。有料化も一つの選択肢として見据えた上で、今後あり方を整理していきたい」
県は協議会とも議論し今後できるだけ早めに方針を示したいとしています。
(12/11 19:28 熊本県民テレビ)
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