■地元就職へあの手この手!高校生の職業体験会(熊本県)
高校生たちに地元への就職のきっかけ作りにしてもらおうと、企業もあの手この手でアピールを試みています。キーワードは「体験」です。
クレーン車に乗り込むのは…制服姿の高校生。実際に操縦しながら風船割りに挑戦します。
23日、熊本県八代市で行われたのは職業体験会。
八代市内の9つの高校から約1500人の生徒が参加しました。室内でも…
「出発進行!」
駅員姿で、肥薩おれんじ鉄道の運転体験に…
こちらは和菓子づくり体験。
70社の企業が参加し、工夫を凝らした体験ブースを出展しました。
この体験会が開かれた背景には「県外への人材流出」があります。今年、県内の高校生が熊本の企業に就職した割合は67%。全国ワースト7位で地元就職率が低いのが課題です。
こうした中、高校生に将来、八代で就職を考えてもらうきっかけづくりにするのが狙いです。
■株式会社MATSUKI野田 貴美子さん
「会社も働く人も幸せに暮らせるように。そういった思いをマッチングしながら、お互いが幸せになれるように努めています」
参加した高校生はどう感じたのでしょうか?
■参加した高校生
「やっぱり地元が好きなので地元に残りたいです。経験してこの仕事がいいなとかそういうのを考えてみる、とてもいい機会だと思います
■参加した高校生
「進学だけど、ちょっと就活就職も考えてみようと思います。今やってくれた人たちが優しかったから、地元の方がいいなと思いました」
地元の若者に魅力を知ってほしい。企業側の工夫とアピールがますます求められています。
(10/23 19:50 熊本県民テレビ)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)