■熊本城の石垣「なだれのように崩れた」復旧工事が一時中断(熊本県)
熊本地震からの復旧ヘ向け、去年6月から石垣の解体工事が行われている熊本城宇土櫓続櫓。しかし4日、石垣の一部が崩れたため工事は一時中断しています。再開の目処は立っていません。
■中野美月記者
「崩れた栗石は人の頭ほどの大きさのものもあったということです」
熊本城総合事務所によりますと、4日午後2時すぎ、宇土櫓続櫓で石垣の解体作業中、石垣の内部に詰められている栗石の一部が崩れました。宇土櫓続櫓は国の重要文化財に指定されていて、去年6月から石垣の復旧工事が行われていました。崩れた栗石の面積は約60平方メートルで、なだれのように崩れたということです。近くにいた10人の作業員にけがはありませんでした。
熊本城総合事務所は国や有識者などと崩れた原因を調査し、今後の対策について話し合った上で作業を再開するとしています。
(12/05 19:02 熊本県民テレビ)
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