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【山口天気 夕刊12/11】雨のあとから寒気流入 あす12日(金)〜週末にかけて小刻みな天気変化と身にしみる寒さに注意(山口県)



●あす12日(金)は天気は持ち直す一方 気温上昇が鈍く冬の装い必要
●天気の移り変わり早い 土曜日は午後から雨 日曜日も時雨模様
●土曜日の雨のあとも再び冷たい北風で 身が縮こまる寒さに

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きょう11日(木)の県内は昼頃〜夕方頃にかけて、前線通過に伴う雨雲の流れ込みで、広く降ったり止んだりの天気になりました。
北日本を通過した低気圧から伸びる前線の影響により、県内は天気が一時ぐずつきましたが、その前線はすでに県内を通り過ぎつつあります。



あす12日(金)は、大陸方面から張り出す高気圧に次第に覆われ、日中は晴れ間が多くなっていきそうですが、県内を覆う高気圧は北から張り出すことで、北からの冷たい空気に包まれ、晴れても気温の上がり方は鈍く、少々身に染みる寒さが続きそうです。しっかり冬の装いを心掛けてお過ごしください。

また、高気圧の後ろ側や周辺に、早くも次の低気圧が控えています。



天気の移り変わりは早く、週末は、その次に控える低気圧が日本付近へと進んでくることで、土曜日は午後から天気が崩れ始め、夜にかけて、少々しっかり雨が降ることも。
そして日曜日は低気圧が通過したあとで等圧線が縦じま模様の冬型気圧配置となり、冷たい北風でグッと身が縮こまる寒さになるとともに、日本海側ほど時雨模様のにわか雨が日中にかけて残りやすい天気、と見込んでいます。

週末にかけて、まずまずの寒さが続きますし、その中で雨が降るときには、その雨が一段と冷たく感じられます。身体を冷やしすぎないよう、十分気を付けて過ごしましょう。



あす12日(金)、朝は日本海側の一部でにわか雨の心配がありますが、日中はおおむね曇り空から、午後はだんだん晴れ間が出てくる見込みです。一方で冷たい北風が吹き、日中の気温の上がり方は鈍くなります。最高気温で10度を少し超える程度…もう1ランク暖かな服装を心掛けて過ごしましょう。



土曜日は、朝は放射冷却の影響で底冷えが強まりますが、日中は天気下り坂で、午後は次第に雨。夜ほど、ややしっかり降る所も多くなるでしょう。日曜日は、再び冷たい北風が吹いて寒さが増していき、上空に流れ込む寒気の影響で、日本海側ほど所々時雨模様のにわか雨もありそうです。週末は寒さが体に堪えますが、来週は後半になるにつれてやや暖かい日が多くなる、とみています。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)


(12/11 18:34 山口放送)

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