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【山口天気 夕刊10/24】週末の雨を境に 季節はさらに前進 来週は市街地でもコートが必要な程 強烈な底冷えに(山口県)



●週末は低気圧や前線の通過で、ぐずついた空模様。折り畳み傘が活躍
●来週は冷たい北風が流れ込みで、市街地でもコートが必要な強い底冷えに
●冬支度を始めながら、しっかりと寒さ対策を

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きのう23日(木)、きょう24日(金)と大陸からの高気圧に覆われて、県内付近は目立った雲のないすっきりした秋晴れとなりました。
一方で朝鮮半島付近では、気圧の谷による雲が少々まとまってきていて、日本の南からは前線による雲が西日本周辺にも広がってきています。



あす25日(土)になると、気圧の谷の中で低気圧や前線が発達し、県内にも厚い雲が増え始める予想です。
あす25日(土)は中々日ざしが届きにくく、夜にかけて県内の広い範囲でパラパラと雨が降り出すと見込んでいます。
あさって26日(日)は、低気圧から伸びる前線の通過により、県内では午前を中心に天気が崩れる予想です。
ただ雨雲が広がるのは一時的とみていて、雨がまとまるような心配はないので、この週末は折り畳み傘を持ってお出かけ下さい。



来週からは、低気圧が東に遠ざかるにつれて西に高気圧、東に低気圧の西高東低の冬型の気圧配置。
等圧線も縦じま模様で、来週前半は冷たい北風が流れ込み、朝の冷え込みが一段と強まる予想です。
特に来週の28日(火)と29日(水)は放射冷却の影響も合わさり、最低気温は7〜6度。
市街地でもコートが必要な強い底冷えとなりそうです。

この週末は空模様の変化、来週からは朝の底冷えに注意しながら、体調管理をしっかり行っていきましょう。



あす25日(土)は朝から厚い雲が広がり、日中も日ざしは控えめ。夜にかけてパラパラと雨の降るところがありそうです。お出かけされる方は折りたたみ傘を持って、空模様の変化にご注意下さい。
朝の気温は各地15度前後。冷え込みも落ち着いて、日中は長袖一枚で過ごせそうです。



あさって26日(日)は前線の通過により、午前中にかけて天気が崩れる予想です。
来週からは再び晴れの日が続く見通しですが、北からの冷たい風の流れ込みで、一段と朝の底冷えが強まりそうです。
来週前半は、市街地でも10度を下回り、厳しい冷え込みになると見込んでいます。
日中との寒暖差も大きくなるので、冬支度を始めながら服装選びなどで、寒さ対策をしっかりと行いましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)

(10/24 19:26 山口放送)

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