■【山口天気 夕刊10/23】あす24日(金)も寒暖差激しい 来週は再びガクッと気温低下も 秋〜冬の季節の変わり目は「た」の付く食べ物を!(山口県)
●あす24日(金)も県内は安定した晴天 朝と昼での激しい寒暖差に注意
●週末は一時ぐずつく 来週は再びガクッと気温低下のタイミングも
●今は「秋の土用」…「た」の付く食べ物で健康に過ごす心がけを
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きょう23日(木)は、秋が深まって霜が降り始める頃とされる、二十四節気の「霜降」…まだ霜が降りるまでではなかったものの、夜中から晴れて放射冷却が強まり、今朝は徳佐で気温5.2度、山口市中心部も10度を下回るなど、広く今シーズン一番の冷え込みになりました。
一方で日中は日ざしタップリの陽気になったことで、最高気温は20度を超え、寒暖差の非常に大きな一日でした。
あす24日(金)にかけても引き続き、激しい寒暖差に注意が必要です。大陸から張り出す高気圧に覆われて、県内は安定した晴天が続きますが、朝は再び放射冷却による強い底冷えとなる一方、昼間は暖かな日ざしで一気に気温が上がります。体感を調節しやすい服装選びなどを心がけて、お過ごしください。
さて、きょう23日(木)は二十四節気の「霜降」でしたが、その次の二十四節気は「立冬」…もう暦の上では、冬の一歩手前です。
この立冬へのカウントダウンの時期に「秋の土用」というのがあります。「土用」と言うと夏の「土用の丑の日」を思い浮かべがちですが、土用は1年に4回ある、立春、立夏、立秋、立冬の直前およそ半月少々の季節の変わり目の期間で、今年は今週月曜日から、秋の土用の期間に入っています。
また、夏の土用では、丑の日に「う」の付くものを食べると良い、とされますが、秋の土用は、辰の日に「た」の付くものを食べると良い、という風習があるそうで、「ダイコン」や「タマネギ」「タコ」などが、それにあたります。ダイコンは、冷え込むこれからは鍋料理などで欠かせませんし、季節の食材を取り入れながら、健康に過ごしたいものですね。なお、今年の秋の土用の辰の日は今度の日曜日、26日です。
きちんとした食生活、気温変化に合わせた服装選び、十分な睡眠など、健康を維持するための様々なことを、しっかり心がけながら、気温変化が激しい季節の変わり目を乗り越えていきましょう。
あす24日(金)にかけて引き続き安定した晴天。少し薄い雲が広がることはあっても、洗濯物の外干しなどには問題ありません。また、朝は山間部では1桁の気温となるなど冷え込みが強まりますが、日中の気温は23度くらいから、山口市内は25度に届く夏日の可能性もあるなど、寒暖差が大きな一日になるでしょう。
今週末は気圧の谷の通過で雲が広がりやすくなり、日曜日を中心に一時雨の所が多くなる見通しとなってきました。週末ぐずつくこともあるため、あす24日(金)の晴天は、お洗濯など大事に活用しましょう。
来週は冷たい北風が吹くことで、再びガクッと気温が下がって晩秋の肌寒さに。朝晩は薄手のコートなども必要となってきそうです。冬支度も少しずつ始めておきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)
(10/23 18:35 山口放送)
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