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命の大切さや健康について考えて…周南市の小学校で乳がん体験を語る(山口県)



日本人の2人に1人がなると言われている病気=がん。

周南市の中学校で命の大切さや健康について学んでもらおうと「乳がん」の経験者がその体験を語りました。

周南市の熊毛中学校で乳がんの体験を語ったのは市内に住む井上裕香子さん。

9年前に乳がんと診断され手術や抗がん剤治療を受けました。

再発の可能性があるため、いまも年に1度の検診が欠かせません。

(井上裕香子さん)
「いまでも手術をした左側少し手を挙げるのが難しかったり、重いものが持てなかったりします。一見元気そうに見えても実は病気やけがで困っている不便な思いをしている人がいるかもしれないそういう人もいるということを覚えておいてほしい。」

井上さんは男性でも乳がんになることや、早い段階で見つけると治る可能性が高いことを伝え、がん検診の大切さを呼びかけました。

(生徒は)
「今まで大きな病気だと思っていたけれど身近な病気だと知って驚きました。」「2人に一人ががんになると知って衝撃的でした。なので生活習慣に気を付けたり検診や予防をしていきたい。」

今年度、周南市では14の小・中学校でがん教育の実施を予定しています。


(10/14 19:21 山口放送)

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