■運転免許証の有効期限が切れた状態で自家用車や公用車を運転 岩国市が30代の職員を戒告の懲戒処分(山口県)
岩国市は運転免許証の有効期限が切れた状態で、3ヶ月弱の間自家用車や公用車を運転していたとして30代の職員を戒告の懲戒処分としたと発表しました。
戒告の懲戒処分を受けたのは岩国市福祉部高齢者支援課地域包括支援センターの30歳の女性技師です。
また、女性技師の上司にあたる福祉部長と高齢者支援課長、地域包括支援センター長を訓告処分としています。
岩国市によりますと女性技師は2025年11月10日に運転免許証の有効期限が、2025年8月17日で切れていることに気付いたということです。
いわゆる「うっかり失効」で、女性は所属長や警察に届け出たのち、11月11日に運転免許証の再交付を受けました。
女性は、失効していた85日間で公用車を36日間計51回運転していたほか、通勤などで自家用車も運転していたということです。
市は、再発防止策として職員が公用車を運転する前のアルコールチェックの際に、所属長に運転免許証を確認させるなどとしています。
岩国市の福田良彦市長は「市民の皆様をはじめ、多くの方々の市政に対する信頼を損ねたことに対し、深くお詫び申し上げます。再び同様の事案が発生しないよう再発防止策を徹底し、市民の皆様の信頼回復に努めてまいります。」とコメントしています。
(12/05 00:00 山口放送)
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