■今年度もすでに10人が…高い公務員の内定辞退率 山口県警が内定証書授与式を初公開(山口県)
公務員の内定辞退率の高さが浮き彫りになる中、山口県警は10日、内定証書の授与式を初めて公開して行いました。
内定式には来年4月から警察官や警察職員になる予定の18歳から34歳までの67人が出席しました。
(県警 坪原和洋警務部長)
「警察の使命は県民の安心安全を守ること。警察職員になるものとして恥ずかしくない常識ある行動に努めていただきたい」
県警はこれまでも内定式を行っていましたが、公開したのは今回が初めてです。
県警によりますと、昨年度の内定者の辞退率は警察官が34.5%警察職員が66.7%となっていて、今年度の内定者にもすでに84人中10人辞退者がいるということです。
内定証書の授与はこれまで代表者だけに行われていましたが警察官や職員となる意識をより一層、持ってもらおうと今回、全員に手渡されました。
(周南市出身)
「高校生のころ交通事故起こしてしまって対応してもらって憧れを持った」
(兵庫県出身)
「1人でも多くの悩める方に寄り添い、多くの方から信頼を得られる警察官になりたい」
内定者の不安や疑問を解消し安心して警察学校に入校できるよう交流会も行われました。
(10/14 11:52 山口放送)
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