■コメの予想収穫量は6900トン増加の見込み・天気に恵まれ作況単収指数は「107」(山口)(山口県)
中国四国農政局は令和7年産の山口県内のコメの予想収穫量を発表し前年より6900トン多い8万5400トンの見込みと発表しました。作況指数に代わる新たな指数=作況単収指数は107としています。
中国四国農政局の発表によると令和7年産の水稲(主食用)の作付面積は1万6300ヘクタールで前年産より500ヘクタールの増加が見込まれるということです。6月下旬から7月下旬の稲穂が出る前の時期に天気に恵まれたことで稲穂の数が多かったことから単位面積当たりの予想収量も県内3地域ともに前年より増えています。
県内全体の令和7年産のコメの予想収穫量は8万5400トンで前年産より6900トン多い見込みです。また、今回初めて導入された「作況単収指数」は県全体で107となっています。
農水省がこれまで使ってきた「作況指数」は「単位面積あたりの平均収量の30年平均」が基準となっていたため気候変動やここ数年の生産変化を反映できていないだけでなく、収穫量全体の指数と誤解されやすい課題がありました。
今回から導入された「作況単収指数」は直近5年から豊作や凶作の年を除いた3年平均が基準となっていてより実態を反映しやすいとされています。
(10/17 11:57 山口放送)
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