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錦帯橋の世界文化遺産登録に向けて 岩国市は世界遺産登録推薦書のブラッシュアップに取り組む方針(山口県)



錦帯橋の世界文化遺産登録に向け活動する協議会の会合が開かれました。

国内候補となる暫定一覧表入りに向け岩国市は世界遺産登録推薦書のブラッシュアップに取り組みたいとしています。

会議には村岡知事や岩国市の福田市長らが出席しました。

世界文化遺産への登録に向けてまずは国内の候補となる暫定一覧表入りを目指す錦帯橋。

市は世界遺産登録推薦書などの作成に取り組んでいますが登録には「錦帯橋の顕著な普遍的価値」や「真実性」について国際的な合意形成が必要とされています。

一方、文部科学大臣に暫定一覧表を答申する文化審議会は去年から暫定一覧表に記載する資産について具体的な検討を始めています。

暫定リスト入りに向けて市は今年度新たに立ち上げた世界遺産専門家会議で助言を受けるなどし推薦書のブラッシュアップなどに取り組みたいとしています。

(岩国市 福田良彦市長)
「国内外にこだわらず、錦帯橋の価値やすばらしさを各団体のみならず、市民全体、県民全体で盛り上げていけたらいい」

一方、県は来年度行われる大型観光キャンペーン=デスティネーションキャンペーンを通じて錦帯橋の魅力をPRしていきたいとしています。


(07/14 19:37 山口放送)

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