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【山口天気 夕刊12/4】もうしばらく真冬の寒さに辛抱…あす5日(金)は朝で一部雨・雪 6日(土)朝に厳しい底冷え(山口県)



●あす5日(金)は夜明け前〜朝で一時天気ぐずつくが 日中は晴天が戻る
●あす5日(金)日中の気温は所々10度くらい 夜から一気に底冷え
●土曜朝が今週の中で一番冷え込むタイミングに
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きょう4日(木)、下関地方気象台は「初雪」を観測した、という発表を行いました。平年より6日早く、去年より18日早い初雪の観測です。
県内は前日から山口市内など、市街地でも所々雪が舞っていましたが、下関においては今朝7時半頃、雨と雪が交ざった「みぞれ」が観測されたことで、これが今シーズンの初雪ということになりました。

県内付近は、冬型の気圧配置はピークを越えてきているものの、まだ上空に強い寒気が居座っていて、この影響で、わずかながらにわか雨、にわか雪の時雨模様となる天気が続いています。



あす5日(金)の夜明け前〜朝の時間帯で、気圧の谷の影響により所々にわか雨、山間部はにわか雪と、少々天気はぐずつきそうです。ただし天気の崩れは一時的なもので、雪は降っても積もる雰囲気はありません。



あす5日(金)日中以降は天気は回復して、午後はスカッと晴れる所も多くなる見込みで、日ざしが届いてくると、日中の気温は、なんとか10度に届く所が多くなる、とみています。それでも年末年始頃に匹敵する、体が縮こまる寒さは続きます。



そして気を付けたいのが、あす5日(金)、日が暮れてからの気温変化です。
よく晴れることにより、放射冷却の影響でどんどん底冷えが強まることで、あさって6日(土)の朝にかけて山口市中心部で氷点下…ここが今週の中での一番の寒さとなってきそうです。

冬型の気圧配置や寒気の流れ込みが峠を越えた後が、実は一番空気が冷える…というところを十分意識しながら、このあとも引き続き、入念な寒さ対策をお願いします。



あす5日(金)未明〜朝は、にわか雨、山間部ほど雪交じりの所がありますが、長くは続かず、午後になると次第に晴れ間が多くなる見込みです。最高気温は、なんとか10度に届く所が多くなってくるものの、それでもまだ冬の装いが必要な、年末年始頃の寒さ。また、夜は放射冷却による底冷えが、一気に強まっていきます。



土曜日の朝は、山口市中心部でも氷点下の冷え込みとなるなど、今週の中で一番空気が冷えるタイミングになりそうです。一方で空模様は、土曜日、日曜日は晴れたり曇ったりで昼間は寒さが和らいでいき、日曜日の日中は気温17度くらい、と暖かさを感じるくらいとなるでしょう。
来週は今週のような寒波の兆しはありませんが、寒暖差は日々、やや大きくなる、とみています。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)


(12/04 19:16 山口放送)

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