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【山口天気 夕刊12/5】まさに「月夜の大霜」あす6日(土)朝は霜が降りるほどの底冷え 山間部では水道管凍結のおそれも(山口県)



●今夜はよく晴れたお月見日和
●あす6日(土)の朝は今シーズン一番の冷え込み。山間部にお住まいの方は水道管凍結の対策を
●あさって7日(日)は日中の気温上昇。激しい気温変化に注意

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今夜は「今年最後の満月」です。
先月は地球から月が最も大きく見える「スーパームーン」でしたが、今夜の満月も、先月に次ぐ今年2番目に大きい満月です。さらにこの時間は、よく晴れています。空気も澄んでいて、美しく輝く月をしっかりと見る事が出来ます。
今夜はこのあともよく晴れて、美しい月をたっぷりと楽しむことができそうです。



天気の世界に「月夜の大霜」ということわざがあるのはご存じでしょうか。
月がよく見えるくらい晴れた夜は、翌朝 霜が降りるほど冷え込みが強くなる…という意味です。

この時間の県内付近は、目立った雲もなく非常によく晴れています。つまり、これから地面の熱が上空に逃げる放射冷却が強くなります。
きょう5日(金)はまさに「月夜の大霜」。
これからあす6日(土)の朝にかけて、各地で霜が降りるほど気温ががくっと下がります。



あす6日(土)の朝は、山口市内でも0度を下回る予想です。
さらに徳佐では氷点下6度と、水道管凍結のおそれもある厳しい冷え込みとなりそうです。
またあす6日(土)にかけて、県内には今シーズン初の低温注意報も発表されています。
山間部にお住まいの方はあらかじめ水道の元栓を閉めて、残っている水を抜いておく等、あす6日(土)への対策をしっかりとお願いします。

一方、あす6日(土)日中の最高気温は各地で13度くらい。おおむねこの時期らしい気温となりますが、あさって7日(日)は気温がぐんと上がり、最高気温は各地で17度前後。上着いらずの陽気となるものの、防府読売マラソンに出場するランナーにとっては、体力を消耗するような暑さとなりそうです。

週末にかけて、気温の変化が非常に激しくなります。風邪も流行っているので、服装選びでうまく調節を行いながら健康第一で過ごしましょう。



あす6日(土)も概ね天気は安定しますが、朝の底冷えが非常に強くなります。
最低気温は市街地でも0度を下回る予想。山間部では水道管凍結のおそれもあり、広く今シーズン一番の冷え込みになると見込んでいます。
今夜は一段と暖かくして、あす6日(土)の冷え込みに備えてください。

日中は各地13度前後まで上がり、おおむねこの時期らしい気温になりそうです。



あさって7日(日)は瀬戸内側はしっかり晴れますが、日本海側ほど昼頃にかけて、わずかに弱い雨が降ると見込んでいます。
また朝は少々冷え込みが強く、日中の最高気温は各地15度超えと、一日の寒暖差にも注意が必要です。

来週も大きな天気の崩れはなく、昼間はこの時期らしい陽気が続く見通しです。
一方 朝晩の気温は低く、来週半ばにかけて再び底冷えが強くなりそうです。空気の乾燥も進むので、風邪の予防も入念に行いましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)

(12/05 19:29 山口放送)

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