■【県立高校再編計画】「住民への周知が十分図られないまま計画が進められている」と県民の意見を反映させるよう要請(山口)(山口県)
山口県教委が公表した県立高校再編整備計画の素案について、教職員組合などでつくる団体が17日、計画には、県民の意見を反映させるよう要請しました。
県教委へ要請したのは山口県高校教員組合など20の団体と個人でつくる「子どもと教育をまもる山口県民会議」です。
山口県教委は、「高校再編 後期実施計画」の素案を今月1日に公表。7つの市にある県立高校14校を2033年度までに7校に再編統合することなどを示しました。
「子どもと教育をまもる山口県民会議」は、住民への周知が十分図られないまま計画が進められているとして、計画策定に向けては、素案通りのままでなく、地域説明会やパブリックコメントで出される意見を反映させてほしいと要請しました。
県教委は「説明会では丁寧に説明し、頂いた意見は参考にしたい」と答えました。
(子どもと教育をまもる山口県民会議 熊野譲代表)
「今回、県教委はしっかり意見を聞いて、じっくり検討しながら素案通りでなくてもやりたいという感じに受け止めた。その通りやってもらいたい」
地域説明会は、今月20日の岩国市を皮切りに県内15か所で行われます。
(10/17 19:30 山口放送)
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