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BRTでの復旧めざすJR美祢線 復旧計画策定へ法定協議会の初会合開催 来年中の計画策定目指す(山口県)



BRT=バス高速輸送システムでの復旧を目指すJR美祢線について、BRTでの具体的な復旧計画を策定する法定協議会の初めての会合が開かれました。

法定協議会は県庁で開かれ、副知事や沿線3市長など22人が出席しました。

JR美祢線は2023年の大雨災害で2年以上全線運休が続いています。

県と3市は鉄道での復旧を断念し、定時性や速達性を確保したBRTで復旧する方針で一致しています。

協議会はBRTによる復旧の具体的な計画を策定するのが目的で策定すれば自治体の負担額の半分を国が支援することになっています。

20日は、専用道を設けるだけでなく速達性や輸送力などいずれの能力を重視するのかBRTには大きく4つのグループに分けられることが共有されました。

その上で、JR西日本の飯田稔督広島支社長は今月中にBRTの叩き台を示したいと説明しました。

(美祢線沿線地域公共交通協議会 平屋隆之 会長)
「BRTでの復旧をどう進めていくのかがそれぞれの地域の将来像に大きく影響してくる」「しっかりと議論していくことが重要」
(JR西日本 飯田稔督広島支社長)
「3市のまちづくりと新しいBRTのデザインやブランディングがしっかり調和がとれてよりよいものに素敵なものにしていきたい」

協議会では、来年中に計画の策定を目指します。


(10/20 19:42 山口放送)

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