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【山口天気 夕刊10/14】山口はとうとう今年100日目の真夏日…前線南下で夏は終止符の気配 週末から一気に秋深まる(山口県)



●きょう14日(火) 山口市内で今年100日目の真夏日
●前線南下で夏の暑さは終止符の兆し
●しばらく天気は小刻みな変化も 土曜の雨のあとから一気に秋が深まる

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きょう14日(火)の県内は、午前中は晴れ間が出た所も多く、山口市中心部は、今年100日目の真夏日となりました。
山口市内の、今年最初の真夏日は5月20日…そして6月半ば頃から9月も半ば頃までは、丸3か月、ほぼ毎日のように気温30度以上の真夏日となる日々で、さらに今月もまだ残暑が長引き、とうとう真夏日100日目となった状況です。山口市内における年間の真夏日100日は、観測史上最多記録。人生で初めて経験する長い暑さの日々を過ごしてきた、ということになります。



一方、この暑さの日々にようやく終止符を打ちそうな、夏と秋の空気の境目となる前線が、きょう14日(火)午後は県内を南下してきました。前線付近では非常に活発な雨雲も発生し、一時、雷を伴う激しい雨となった所も…夕方になり、活発な雨雲は大部分が県内から抜けた状況ですが、まだ今夜にかけても不安定な空模様には引き続き、十分注意が必要です。



この南下してきた前線ですが、このまま一気に南には下がらず、まだ南の夏と北の秋との間で微妙に揺れ動く見込みです。あす15日(水)は日中、雨は小康状態になるものの、雲の多いパッとしない空模様。



その後、木曜日、そして土曜日と天気が大きく崩れた後、日曜日から来週はガクッと気温が下がって、一気に秋が深まってくる、とみられます。

100日を数えた真夏日の期間が、完全に終止符を迎え、本格的な秋を迎えるにあたって、ここから数日間はその季節変化の移行期間…という感じでしょうか。



あす15日(水)は夜明け前頃まで一部にわか雨の心配も。日中は大きな天気の崩れはなさそうですが、曇りがちの、日ざし控えめの空模様が続きそうです。気温は引き続き、この時期にしては高めで、最高気温で28度くらいから30度目前の所もある見込み。昼間は、やや蒸し暑くなるでしょう。



しばらく天気は小刻みに変わり、木曜日は再び本降りの雨、金曜日はいったん晴れ間も、土曜日に再び天気が大きく崩れそうです。この土曜日の雨のあとから、一気に北からの秋の空気が流れ込みます。来週にかけては、長袖の服装に、朝晩は上着も活躍するような、秋本番の空気の冷たさとなっていくでしょう。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)


(10/14 18:27 山口放送)

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