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JRローカル線の使用促進を!山口県内の自治体担当者が取り組みを報告(山口県)



JRのローカル線の利用促進にむけて、山口県内の自治体の担当者らがそれぞれの取り組みを報告する会議が山口市で開かれました。

連絡会議には、JR西日本や県内19市町の担当者らが集まりました。

県内のローカル線は近年、すべての路線で乗車率は減少しており、このうち5つの路線、6区間では1日の平均利用者が2000人未満で、経営が厳しい状況が続いています。

会議では、ローカル線の利用促進を図ろうと各自治体が昨年度取り組んだ活動を報告しました。

このうち、山陽小野田市は、小野田工業の学生を対象に、JRの通学定期券で民間の路線バスも利用できる「モニター実験」を行うなど、公共交通全体の利用促進を図る取り組みを行ったと報告しました。

(山陽小野田市 工藤歩 公共交通対策室長)
「どうしても一時的な取り組みに 目が行きがちなところもあるように思っているが、 それをいかにして恒常的な利用につなげるかそこにしっかり注力していければと思う」

JR西日本は利用減少が続くローカル線については交通サービスの在り方について議論するよう求めていて、今後は、各自治体ごとに利用促進につなげられるかが課題となっています。

(04/24 19:47 山口放送)

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