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米軍岩国基地のフレンドシップデー「アクロバット飛行の中止を…」市民団体が岩国市に申し入れ(山口県)



日米親善デーでのアクロバット飛行やオスプレイの展示・飛行は市民の安全を脅かすとして市民団体がこのほど飛行中止などをアメリカ軍などに求めるよう岩国市に申し入れました。

申し入れたのは爆音訴訟の原告や支援者でつくる「岩国爆音訴訟の会」です。

4日に行われる日米親善デーでは去年11月に国内で初めて岩国基地に配備された最新鋭のステルス戦闘機F35Cやアメリカ海軍のオスプレイが地上展示や飛行を行う予定です。

「岩国爆音訴訟の会」ではアクロバット飛行による爆音は住民に耐えがたい苦痛をもたらすとし、オスプレイの飛行や展示とあわせていずれも中止を求めるよう要望しました。

これに対し市の担当者は展示飛行の騒音について理解はできるものの一過性のものであるとして中止は求めないと回答。

オスプレイについても安全に運用されているなどとして展示や飛行の中止は求めないと答えました。

また、3日のリハーサルについても市は「障害のある方などを招いて楽しんでもらう機会でその趣旨については理解ができる」として中止は求めないとしています。

(05/02 11:54 山口放送)

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