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「実態に合致しない領収書が…」衆院選労務費めぐり林芳正総務相が収支報告書を訂正へ(山口県)



林芳正総務相の陣営の去年の衆院選での労務費をめぐる問題で、林総務相は衆議院総務委員会で実態に合致しない領収書が11人分確認されたことを報告しました。

林芳正総務相の陣営は、去年秋の衆議院選挙でポスター維持管理などの名目で労務費あわせて310万円あまりをおよそ270人に支出したと収支報告書に記載しています。

このうち山陽小野田市に住む複数人が「金は受け取っていない」「労務もしていない」などと答えていると山口放送など複数の報道機関が報じています。

林総務相は11日の衆議院総務委員会で、確認作業の結果、一部に実態と合わないものが確認されたことを明らかにしました。

(林総務相)
「11名分の領収証に関しましては、 必ずしも実態に合致しない領収書が出納責任者に提出され、 出納責任者がそのことに気づかないまま、 他の正規の領収書とともに選挙管理委員会に提出してしまったいうことが判明をいたしました」

林総務相は、今後確認を終えたところで速やかに選挙運動費用収支報告書の訂正をしたいと述べました。

また林総務相は最終的な結果については「なるべく年をこさないよう対応したい」と話しています。

林陣営の労務費の問題をめぐっては、大学教授が陣営の出納責任者に対する告発状を広島地方検察庁に送付しています。

(12/12 12:19 山口放送)

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