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農林水産物に付加価値を加えた商品の販路拡大へ 山口市で「山口グッと産品EXPO」開催(山口県)



県産の農林水産物に付加価値を加えた商品の販路拡大につなげようと、バイヤーを招いた展示・商談会が山口市で開かれました。

こちらは柑橘類を食べさせて養殖した「柑味鮎」。

同じく鮎を発酵させた魚醤とセットで販売し、炊き込みご飯「みかん鮎めし」を家庭で楽しんでもらおうというものです。

「山口グッと産品EXPO」には6次産業化などに取り組む37の事業者や団体が出展しました。

去年までは出展者同士の交流が主な目的でしたが、今回は大手コンビニやスーパー、道の駅などのバイヤーも数多く参加するなど商談に重点を置き、「EXPO」に名称を変えました。

山口市の「出雲ファーム」は、飼料米を食べさせた自社の鶏卵と国産の米粉を使ったグルテンフリーの商品を展開しています。

主力のバウムクーヘンは当初2種類でしたが、好評を得て今では9種類に増えました。

(出雲ファーム・原田亮課長)
「他社とは違う何かを見出してお客さんに届けようと開発を進めている。(会場に)活気があり、色々な情報をもらえて勉強になる」

県産の農林水産物を6次産業化などで商品とした「山口グッと産品」は現在500を超え、大都市圏での商談会も進められています。


(10/24 19:25 山口放送)

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