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73年ぶり 全国漁港漁場大会が下関市で開催 漁業の未来を語り合う(山口県)



全国漁港漁場大会が、きのう(15日)下関市で開かれました。

(前田市長 開式の辞)
「本大会を通じて全国の皆様とともに未来の漁業のあり方を語り合い新しい一歩を踏み出す契機となることを願っています」

全国漁港漁場大会は、国内の漁港や漁場の整備を進め漁業地域の振興発展を図るために毎年、開かれています。

下関市での開催は73年ぶりで会議には全国40都道府県の漁業関係者1350人が出席しました。

会議では各地域の取り組みが報告され下関市農林水産振興部の三木正之部長は、会議にあわせてきのう、市が施行した「魚食の普及推進に関する条例」について報告、水産物の地産地消と水産業の持続的発展によって「地元の魚食文化を受け継ぎ郷土愛を育んでいく」としました。

レセプションでは、5月の先帝祭で行われる上臈道中をモチーフにした舞が披露され、全国から集まった参加者を魅了していました。

主催した公益財団法人全国漁港漁場協会では、会議で採択された提言書に基づき、来月(11月)、政府や国会などに働きかけることにしています。


(10/16 20:10 山口放送)

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