■今シーズンは4回にわけてオホーツク海や北海道沖などで漁 下関を母港とする捕鯨母船「関鯨丸」が帰港 (山口県)
下関を母港とする捕鯨母船「関鯨丸」が今シーズン最後の漁を終えて下関に戻ってきました。
2日、下関に戻ってきたのは捕鯨母船の関鯨丸です。
関鯨丸は2019年に商業捕鯨が再開されたことをきっかけに建造され、2024年に完成、初めての漁が行われました。
操業2年目の今シーズンは4月から4回にわけてオホーツク海や北海道沖などで漁が行われました。
シーズンを通して捕獲したのはニタリクジラ143頭、ナガスクジラ60頭、イワシクジラ35頭の合わせて1530トンで、目標の2000トンを下回ったということです。
シーズン最後の漁となった今回は10月から11月にかけてイワシクジラ31頭ナガスクジラ16頭を捕獲、2日夜、母港の下関で冷凍された状態で荷揚げされます。
(共同船舶 所英樹社長)
「全体的に水揚げは少なかったけどナガスクジラは美味しいのがとれた船員が喜んで報告するくらいいい肉だったぜひおいしいナガスクジラをこれから食べてもらいたい」
荷揚げを終えた後、関鯨丸は下関市の岬之町ふ頭に停泊します。
その後、2026年の漁に備えて下松市の笠戸島で船体の整備が行われます。
(12/02 19:37 山口放送)
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