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県議会一般質問で注目の論戦 2026年の県知事選挙に立候補を予定している現職の村岡知事と新人・有近県議が「直接対決」(山口県)



4日の県議会一般質問で、注目の論戦がありました。

2026年の県知事選挙に立候補を予定している現職の村岡知事と新人・有近県議の「直接対決」です。

政治スタンスを巡り、ぶつかりました。

県知事選挙への挑戦を表明している、有近眞知子県議。

これが最後の県議会一般質問で、出馬表明後、初めて、同じく4選を目指して立候補する村岡嗣政知事と論を交わしました。

(有近県議)
「人口減少に歯止めがかからない今こそ、若者が暮らしたい、子育てをしたいと思える山口県に変えていかなければならない」

(村岡知事)
「若者に魅力ある職場作りに向け、本県の強みである産業の集積をさらに進め、半導体等の成長分野の企業やデジタル関連企業、サテライトオフィス等の誘致を 推進している」

これでは、終わりませんでした。

(有近県議)
「今の山口県は、県議会が言うのなら仕方がないと、県職員の皆さんが諦めざるを得ないほどに県議会が強くなり、そして、知事が弱くなってしまっていると私は思う」

現在の県政が、自らも以前、在籍していた県議会自民党会派の「言いなり」になっていると批判したのです。

一方の村岡知事も報道機関の取材に応じ、真っ向から反論しました。

(村岡知事)
「ひどい言われ方だと思った。県民に必要なことをしっかりやってきている、そうした中で議会に提案をして、基本的にはいろいろな議案は賛成してもらっており、一致して県政を前に進めている。当然知事として県全体のことを考えて施策を進めていくべき立場で、私はそれに徹底してやってきたつもり」

県知事選挙は2026年2月8日投開票で、平和団体の役員などを務める大久保雅子さんも立候補を表明しています。

(12/04 19:43 山口放送)

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