■周南コンビナートの不発弾問題 来週にも潜水調査…ほかに不発弾ないかを調べる(山口県)
周南コンビナートの海底で不発弾が見つかった問題です。
県は、爆破処理の目途とする来年3月上旬に向けた作業の一環として、早ければ来週にも、他に不発弾がないかを調べる潜水調査を始める方針です。
この問題はことし9月、出光興産徳山事業所の桟橋付近の海底で、250kg爆弾とみられる不発弾が見つかったものです。
県はこれまでに、海上自衛隊による爆破処理が「来年3月上旬を目途に」行われると説明していて、きょう(8日)の県議会総務企画委員会で作業スケジュールの詳細を報告しました。
不発弾の発見場所に近い桟橋に残った油の抜き取りをきょう(8日)から3日間、出光興産が実施。
また周辺10か所でも金属反応が確認されていることから、それらが不発弾かどうかを調べる潜水調査を県が早ければ来週にも始め、今月中(12月)に完了させたいとしています。
潜水調査で新たに不発弾が発見された場合、爆破処理が予定より遅れる可能性もあるということです。
県はこのほか爆破処理に伴い周辺の構造物を守るため、大型の土のうおよそ2000個を来年2月までにクレーンを使って海中に設置する方針です。
(12/08 19:44 山口放送)
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