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地元には複雑な交差点も 防府・中関小で児童と地域の人が通学路の安全マップ作り(山口県)



児童と地域の人が一緒に通学路の安心・安全マップを作る取り組みが防府市の小学校で始まりました。

地元では複雑な交差点として知られる場所もあります。

「おはようございます」

防府市の中関小学校で毎日、登下校を見守るのは地域のお年寄りたちおよそ80人です。

きょうは新学期が始まって初めての対面の会が開かれました。

(みまもり隊 太田秀信会長)
「みなさんは地域の宝物です」

中関小で恒例となっているのは通学路の安心・安全マップの作成です。

4年生の児童がみまもり隊のお年寄りから通学路で気を付ける場所などを聞き取り、地図に落とし込んでいきます。

実は、中関小学校のすぐ近くに地元でよく知られる危険な交差点があります。

道路が複雑につながる信号のない五差路で…

特に、本線の道幅はカーブの途中で急激に細くなりドライバーにとっても分かりづらい道路です。

(先生)
「はい、渡らせます!!」

朝は、通勤の車や路線バスが行きかうためみまもり隊と学校の先生が連携して、児童の安全を確保しています。

「ここはね、この間も事故で車がひっくり返ってたね」

今後は児童とみまもり隊が実際に通学路を歩いて地図を完成させることになっています。

(4年生)
「1年生が安全に登下校できるわかりやすいマップにしたい」

安心安全マップを作った後は、1年生に向けて発表することになっています。

(05/02 19:37 山口放送)

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