■外国人土地取得の規制求め 町へ陳情 周防大島・笠佐島問題で「国が法整備を」(山口県)
周防大島町の離島=笠佐島で中国人が島の一部の土地を取得したことをめぐり周防大島町の住民が外国人による土地の取得を規制する法の整備を国に求めるよう町に要望しました。
きょう(16日)は周防大島町の杉川茂寛さんが周防大島町役場を訪れことし8月からネット上などで集めたおよそ5600人分の署名と陳情書を職員に手渡しました。
杉川さんは陳情書の中で周防大島町の離島=笠佐島の一部およそ3700平方メートルの土地を中国人が購入したことに触れたうえで、中国では有事の際に国があらゆる組織の人やモノを徴用できる「国防動員法」があり有事の際に笠佐島が利用されかねないと指摘。
笠佐島は海上自衛隊やアメリカ軍基地が近くにあり安全保障上重要な位置にあるとして町に対し、外国人の土地取得を規制する法律を国が整備するよう求めることを要望しています。
(杉川茂寛さん)
「全国で同じような問題がいたるところで起きているので。外国人が土地を取得する場合にはこういう条件であればオッケーだという法整備をしていただきたい」
笠佐島の土地取得を巡っては今月(10月)6日、島民の4人と有志のメンバーら11人が「笠佐島を守る会」を立ち上げました。
守る会はクラウドファンディングで資金を募り土地の買い戻しを目指すとしています。
(10/16 20:12 山口放送)
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