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本格的な冬を告げる神事 下関・関門海峡で「しめなわ祭」 航海安全と豊漁を祈願(山口県)



本格的な冬の到来を告げる伝統の神事です。

『しめなわ祭』が、きょう下関市の関門海峡で行われました。

下関の冬の風物詩となっている『しめなわ祭』、新年を前に関門橋のたもとにある烏帽子岩のしめ縄を張り替えることで、航海の安全と豊漁を祈願する神事です。

『しめ縄』を張り替えるのは赤間神宮で一番若い神職の役目となっていて、今年は、山龍之介さん24歳が務めました。

神事は毎年12月10日に行われていて、しめ縄の長さは、5メートルほどです。

張り替えを任されて3年目になる山さん、足場の悪い岩の上で、しめ縄を張り終わると、最後は岩の上から切麻と呼ばれる紙やお神酒を蒔いて烏帽子岩を清めました。(きりぬさ)

(山龍之介さん )
「天気に恵まれて無事にご奉仕することができて一安心しています」

明治時代に始められた「しめなわ祭」は戦時中、一時途絶えたものの、1951年(昭和26年)に再開されて今回が75回目となります。

(12/10 19:31 山口放送)

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