NNNニュース

下松市の礎を築いた実業家・久原房之助 功績を伝える映画制作へ(山口県)



ものづくりのまち下松の礎を築いたとされる実業家=久原房之助を題材にした、映画の制作が決定しきょう(16日)、周南青年会議所のメンバーらが下松市長に報告しました。

久原房之助は1869年に萩市で生まれた実業家で、下松市に日立製作所や造船所の建設を計画した他、下松工業高校の設立にも貢献しました。

映画の撮影開始を前にきょう、企画・制作を行う周南青年会議所やプロジェクトFくだまつのメンバーらが下松市役所を訪れました。

制作するのは30分程度の短編映画で、久原房之助を尊敬する主人公が、地域の子どもたちに久原翁の功績を伝えようと奮闘する物語です。

脚本・監督は光市出身の俳優室積光さんが務め、今月(10月)28日から4日間下松市や周南市で撮影が行われます。

(周南青年会議所永尾 雄佑 広報委員長)
「このまちで生きていく私たちがこのまちに何を残せるのか、どんな影響を及ぼせるのか、子どもたちや親世代にも見ていただいて感じ考えていただきたい。」

映画の完成は年明けを予定していて、下松・光・周南市の小中高校にDVDを配布するということです。

(10/16 20:12 山口放送)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)