■周南コンビナートの海底で不発弾が見つかった問題 県が防護対策費など8億円の予算措置を講じる方針固める(山口県)
周南コンビナートの海底で、不発弾が見つかった問題です。
自衛隊による処理に向け、県が防護対策費など8億円の予算措置を講じる方針を固めたことが、関係者への取材で分かりました。
これは2025年9月、出光興産徳山事業所の桟橋付近の海底で、250kg爆弾とみられる不発弾が見つかったものです。
海上自衛隊は不発弾を動かさずに処分する方針ですが、スケジュールは示されていません。
現場から半径300mは船舶の停泊や航行が禁止され、関連企業に営業損失が発生するなど、経済的な影響も出ています。
関係者によりますと、自衛隊が早期かつ安全に処理できるよう、県は防護対策などの費用=8億円を新たに補正予算案として編成し、開会中の県議会11月定例会に追加上程する方針を固めたということです。
大型の土のうや防護ネットの設置、潜水調査、現地対策本部の運営などに充てるもので、地元・周南市にも費用負担を求めたい考えです。
(12/02 19:38 山口放送)
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