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【山口天気 朝刊10/23】きょう23日(木)は二十四節気の「霜降」 朝は今シーズン一番の冷え込みで 日中との寒暖差に要注意(山口県)



●内陸や山間部を中心に10度を下回っていて、今シーズン一番の冷え込みに
●日中は23度前後まで上がる予想。一日の寒暖差が非常に大きく、体調管理に注意が必要

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きょう23日(木)は二十四節気の「霜降」です。
冷え込みが増し、霜が降り始める頃と言われています。
この時間は霜が降りるまでではなくても、ぐっと冷え込んだ朝となっています。

現在、内陸や山間部を中心に10度を下回っています。
その他の各地も15度前後まで気温が下がっていて、きのう22日(水)以上に強い底冷え、今シーズン一番の冷え込みとなっています。
これは放射冷却の働きによるものです。



きのう22日(水)は前線に伴う帯状の雲が日本を覆っていましたが、この時間にかけてまとまった雲は東へ遠ざかり、西日本の日本海側を中心に晴れ間が出てきました。
夜の間に晴れ間が出たことで、現在県内付近では放射冷却の働きが強くなっています。



この先、大陸方面から張り出していた高気圧の中心が、きょう23日(木)の夜にかけて日本へ接近。
県内付近も、よりしっかりと高気圧に覆われることで、きょう23日(木)は一日安定した空模様が続く予想です。



よく晴れることで、これから日ざしとともに一気に気温が上がります。
山口市内では日中の最高気温が25度。その他の各地もだいたい23度前後まで上がる予想です。
朝との気温差が10度以上のところが多く、身体に負担が掛かりやすくなります。
日中は上着を脱いだりしながら、うまく体温調節を行いましょう。




県内も一日よく晴れて、日ざしの温もりがしっかりと感じられそうです。特に日中は雲のほとんどない快晴のところも多くなる見通しです。



あす24日(金)もよく晴れますが、引き続き朝の底冷えにはご注意下さい。
次に天気が崩れるのは週末になるとみていて、気圧の谷の通過により、26日(日)を中心ににわか雨の可能性があります。
来週になると天気も回復しますが、いっそう強い寒気の流れ込みにより、朝晩はフリースや薄いコートが活躍する晩秋の寒さとなりそうです。

(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)

(10/23 07:08 山口放送)

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