■5月1日は労働者の祭典「メーデー」各地で集会行われる 労働団体が賃上げなど訴え《長崎》(長崎県)
5月1日は労働者の祭典「メーデー」です。
長崎市で行われた集会では労働団体が賃上げなどを求めました。
長崎市の魚の町公園で集会を開いたのは、県労連などでつくる実行委員会です。
(メーデー県実行委員会 山岸 隆一 実行委員長)
「すべての日本の労働者が団結して、世界で闘う仲間と固く握って連帯してきた歴史。このメーデーの歴史を引き継ぐことが大切」
約300人が参加し、時給1500円以上への引き上げや、労働者の格差是正の実現などに向けた「メーデー宣言」を採択しました。
また 連合長崎地協など、長崎地区の4つの労働団体も旧県庁舎跡地で集会を開き、約2700人が賃上げの実現などを訴えました。
(連合長崎 塩田淑文 実行委員長)
「中小、小規模事業者に焦点を当て、既存の企業への支援対策のさらなる充実や、適切な価格転嫁と取引の徹底などの環境整備に全力で取り組む」
連合長崎によりますと、今年の春闘では組合員1人あたり1万7823円の賃上げを勝ち取っていますが、引き続き賃上げの継続と、適切な価格転嫁の浸透を行っていくことが大切としています。
(05/01 18:36 長崎国際テレビ)
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