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NPT再検討会議の準備委員会が開幕 原爆の実相伝える展示 鈴木市長が現地で演説も《長崎》(長崎県)




2026年開催予定のNPT=核拡散防止条約再検討会議の、3回目の準備委員会がアメリカで開幕しました。

アメリカ・ニューヨークの国連本部で28日始まった、NPT=核拡散防止条約の再検討会議に向けた3回目の準備委員会。

(岩屋 毅 外務大臣)
「我が国もNPTを維持し、より良く機能させるために最大限の取り組みを講じる」

岩屋 毅 外務大臣は来年の会議に向けて、締約国で一致団結していくことを呼びかけました。

過去2回の再検討会議では成果文書を採択できず、ロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢の混乱などが続く中、今回の準備委員会でどれだけ合意形成の道筋を付けられるかが焦点です。

準備委員会には長崎市の鈴木市長のほか、去年ノーベル平和賞を受賞した日本被団協のメンバーも参加し、議論の進展を見守ります。



鈴木市長は、岩屋外務大臣らと平和首長会議の特設パネルを視察し、被爆の実相を伝える展示について説明しました。

期間中、NGOセッションで被爆地・長崎を代表して演説を行う予定です。

準備委員会は、5月9日まで開かれます。

(04/29 19:55 長崎国際テレビ)

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