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搭乗する医療従事者の“脱出訓練”なども重視 知事が「ドクターヘリ運航休止を延長」方針示す《長崎》(長崎県)



壱岐市沖で発生した医療搬送用ヘリコプターの事故を受けて、運航を休止している県のドクターヘリ。

依然として、再開のめどはたっていません。

大石知事は「万全を期した上で再開する」としています。


今月6日、壱岐市沖で起きた事故では、民間の医療搬送用ヘリが転覆した状態で見つかり、搭乗していた6人のうち、患者ら3人が亡くなっています。

事故を受けて県は、この機体と同じ型のドクターヘリの安全点検を行うため、7日から運航を休止しています。

(大石知事)
「しっかりと、まず安全を確保した上でお示しすることが重要。それぞれできるところを、しっかりやっていきたい」


大石知事は会見で「万全を期した上で再開する」として、引き続き運航を休止する方針を明らかにしたほか「搭乗する医療従事者の脱出訓練なども重視する」と述べました。

7日から23日までに、あわせて8件のドクターヘリの要請がありましたが、佐賀県の医療搬送用ヘリなどで対応したということです。


(04/24 19:15 長崎国際テレビ)

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