■快挙!長崎総科大が参加のチーム「世界最大級の科学賞受賞」宇宙の成り立ち解明などの実験に貢献《長崎》(長崎県)
世界最大級の科学賞「ブレークスルー賞」に、長崎総合科学大学が参加する “国際共同研究チーム” が選ばれました。
科学界のアカデミー賞と呼ばれる「ブレークスルー賞」を受賞したのは、欧州のLHC=大型ハドロン衝突型加速器による国際共同実験チームです。
(長崎総合科学大学 大山 健 副学長)
「本学では私立大学で唯一、2つのCERN(欧州原子核研究機構)のLHC実験に参画している」
長崎総合科学大学からは、大山 健 副学長や教授、大学院生など合わせて6人が研究に参加。
宇宙の成り立ちの解明などを目指すATLAS実験と、宇宙が誕生した10万分の1秒後の状態を再現する、ALICE実験の2つの実験に貢献しました。
世界70か国以上の大学や研究機関が連携する大規模プロジェクトで、受賞は大きな快挙です。
(長崎総合科学大学 大山 健 副学長)
「物理実験を行いながら、高度な人材育成をできることは貢献になる」
(長崎総合科学大学 下島 真教授)
「息の長い実験なのでびっくりした。よく目が行ったなと思った」
研究チームには、総額 約4億5000万円の賞金が贈られ、その一部は若手研究者の育成に充てられるということです。
(05/01 14:41 長崎国際テレビ)
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